リヒテンシュタイン(ファドゥーツ)~1日目~ (スイス編3日目)
今日はスイス3日目、チューリッヒからリヒテンシュタインに入り、またスイスに戻る。 チューリッヒからリヒテンシュタインのファドゥーツまでは電車で1時間40分程で着く。他国だがスイストラベルパスも使えた。当初この予定で行くはずだったのだが、チューリッヒとファドゥーツの間に「ザンクトガレン」という場所を見つけ、チューリッヒから1時間30分で寄り道できそうなので行くことにした。お目当ては「ザンクトガレン大聖堂」だ。サンクトガレン駅から徒歩10分程で到着した。
ドン!!
今まで訪れた大聖堂で一番豪華かもしれない。寄り道してよかった。 近くにはザンクトガレン修道院や図書館もあるのでなかなか見ごたえのある街だった。図書館は撮影禁止だったので写真は載せることができない。なので皆さんには是非自分の目で確認してもらいたい。曲線の装飾美とでもいうのだろうか。今まで見たことのないような図書館だった。
ザンクトガレンからリヒテンシュタインのファドゥーツまでは電車で1時間30分程で着く。
ザンクトガレン駅のスーパーでチーズとサラミとパン、ビールを購入した。 車内でスイスの牧歌的な景色を見ながら、昼食を楽しんだ。
リヒテンシュタインに到着。
街のどこにいても、美しい山々が連なっているのが見える。 まず始めに向かったのが「聖ヨゼフ・パリッシュ教会」だ。少し距離があったのでバスで向かった。いろは坂のような道をどんどん上っていく。バス停のすぐ近くに教会はあった。
奥にあるのが、鐘楼の上に光るたまねぎがシンボルの教会だ。手前のRATHAUSはドイツ語で”役所”を意味する。こんな可愛らしい役所は見たことがない。全体がレンガ造りになっており、内部も白と木材を基調としたなかなか渋い教会だ。
村と山が綺麗なので思わず1枚。
次に「聖フロリン大聖堂」へと向かう。
一般的な大聖堂といった感じだ。
次は「国立博物館」に向かった。 中に入るとおばあさん二人が談笑していた。
「こんにちは。このカードは使えますか?」
「、、はい。あなたのバックパックはここで預かりますよ。」
老眼なのか、スイストラベルパスを遠ざけて見ながら言った。
「重いので、気を付けてくださいね。」
「わぁ、重いね、これは。」
おばあさんは笑いながら受付の後ろにリュックを置き、番号のついた識別表を括り付けていた。チケットと共にコインを渡された。
「この博物館を出てすぐのところに宝物館があって、このコインを使って中に入ってください。」
なるほど。博物館と宝物館はセットなのか。博物館ではリヒテンシュタインの王族が使っていた食器や農具、お金、さらに動物の剥製などが展示されていた。宝物館は残念ながら撮影NG。先程もらったコインを入れると扉が開いた。しかし中にはもう一枚扉があった。 やはり宝物だからセキュリティが厳重なのか。わくわくしてきた。 扉と扉の間に入ると、外扉が閉まって密閉された。10秒ほどして内扉が開いた。中は思ったよりずっと暗い。展示品だけ明かりで照らされていた。奥行きのある長方形の部屋で、中央にガラス張りで展示されている。
「バックパックはそこに置いて。」
セキュリティのおっちゃんに指示され、荷物を壁際に置く。適当だな。 壁には絵画が、中央には王冠や剣がきらめいている。手の込んだ装飾品があり、見ごたえがあった。
次に「切手博物館」へ向かった。国の産業発展のために、切手産業に力を入れてきたらしい。その歴史なんと100年!入場すると、沢山の切手や葉書が展示されていた。
あまり興味がなかったのか、これしか撮っていなかった。入場料は無料なので気軽に立ち寄ってみてはいかがだろうか。
次に「リヒテンシュタイン美術館」に入ろうとしたが、スイストラベルパスが
使えなかったので、断念。
最後に「ファドゥーツ城」に向かった。歩いて15分程で着くとGMに表示された。
結構な坂道である。くそ、運動不足だ。ツェルマットでトレッキングをする予定なので、丁度いい予行練習だと思うことにした。途中でファドゥーツの街を一望できた。
ファドゥーツ城に到着。しかし現在もリヒテンシュタイン公の官邸として使用されているため、入場は叶わなかった。
もう3p.m。サンモリッツで展望台に上りたかったが、時間的に無理だろう。ファドーツからサンモリッツまでは電車で3時間。Wi-Fiはないので、外の景色を眺めたり、単語帳を読んだりして時間をつぶした。
7p.m頃、サンモリッツ到着。結構肌寒い。スイスのアルプスに囲まれた土地だ。
綺麗だ。 それにしても人がいない。GMでスーパーを調べてみたが、すでに閉まっていた。道中のレストランのメニュー表を見てみたが、びっくりする値段だったので断念。
今夜の宿についた。なんとハイシーズンにも拘らず、8人部屋に宿泊者は私一人だった!うれしい!明日の氷河急行に向け、体を休めた。
今回の宿は
今回はたまたま1人でしたが、8人部屋にトイレとシャワー、洗面所が一つしかないため順番待ちになりそうです。運よく1人部屋かつ朝食は無料で美味しかったので、私にとってはとてもいいホステルのイメージです笑